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アイドルマスター 第20話感想

何かがきっかけとなって過去の体験がフラッシュバックされる。走馬灯のように、あるいは夢を見るように。何度もあの頃へ戻って懺悔して、そしてその都度、自分に呪いの言葉を刻み込む。
きっと千早さんは、我に返るまで延々とそれを繰り返してしまうのでしょう。
幼い頃はそれこそ寝ても覚めても悪夢に囚われていて、他の事は考えられない状態だったと想像してしまいます。
だから彼女にとって歌は大切。弟のためと言っているけど、歌う事を頑張っている間だけは、前を向いていられたからかもしれません。

さて、今回のその状況から救ったのは春香さん・・・と言いたい所ですが、実際は千早さん自身がこれまで築いてきた、人との繋がりなのだと思います。
春香さんは怯みながらも何度となく救いの手を差し出してました。千早さんも彼女の声に耳を傾ける事が出来ましたし、最後には差し出されたその手を握り返す事が出来ました。どちらの行動も、その繋がりが強かったからこそだと思います。
結局、どれだけ人に好かれてきたか、そしてどれだけ人を好きになれたかが大事なのですよね。

この件が一朝一夕に解決できない問題として、少しずつ積み重ねてきたストーリー構成には感服します。それがあったから千早さんの落ち込み具合も納得できるし、彼女の元に赴く役が春香さんしか居ない事も理解できます。
今回のお話は、これまで描かれてきた千早さんの成長と、そして二人の関係があればこそですね。初期の頃に描かれていたら例えどんな形であっても、とても強引な解決としか見えなかった事でしょう。

演出もわりとリアル志向で内容の濃いお話でしたが、実は一つだけ残念、というより物足りなく感じた箇所があります。
それはプロデューサーに背中を押された春香さんが、自分の気持ちを千早さんに伝えるシーン。
今回一番の重要シーンだと思いますが、このときの春香さんが綺麗過ぎると感じました。
ここでもまた、もう少し言い争いになって欲しかったし、そしてもっと我を張って引き止めるぐらいに描いて欲しかった。何と言いますか、つまりもう少し体当たりな感じのやりとりを見たかったのですよね。
けどそれは多くの人が望む事ではないでしょうし、綺麗なだけじゃつまらないなんて言う、大人の嫌らしさから出た望みかもしれません。

エンディングで千早さん、春香さん、やよいさんの3人が手を繋いでいるシーンがありました。
あれは再び前へ進み出せた千早さんを描きつつ、実は春香さんの内面をテーマに描いている面白い絵だと思います。両隣に居る二人の手を握る彼女の手は、大切なものを手放したくない春香さんの気持ちを表していると、そう感じたのですよね。
ちょっとした我欲を出すのが如何にも普通っぽくて。そういうものを感じさせながら、それでもきちんと可愛くいられる春香さんが、自分は好きなのだと思います。
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